カスタムIEMという名のイヤホン 作って分かった3つのこと
僕は大学受験が終わった時期にカスタムIEMを購入しました。
購入から一年以上が経過しましたが、作ってみて自分なりに分かった3つのことを、これから購入を考えている方に向けてご紹介します。
とにかく音は良い
僕は専門家ではないので、あれこれ細かい説明をすることはできません。しかし機種をしっかりと選んだ甲斐がありました。イヤホンで贅沢するならカスタムIEMはぜひ、ということです。
音がいいというのは簡単に表せません。予算内で一番好きな音がするのがこの機種でしたので、音という点では好きなものを選べば必ず大満足します。
遮音性は低下する⁉
もしかすると、僕がまだ成長期だからなのかもしれません。作りたての時は特にリフィットする必要なく、耳にぴったりとフィットしていました。しかし作ってから一年経過したころから、右耳のフィット感が低下しつつあります。わずかに隙間ができてしまったようで電車では遮音性の低下がかなり気になります。
SHUREのse215のほうが断然遮音性が高い状態なので、最近は通学でカスタムIEMを使用しなくなりました。
長時間の使用には向かない
カスタムIEMにはイヤーピースがなくシェルが直接耳の中で当たります。シェルを作るのには型を使用するので耳にあたりやすい部分と当たりにくい部分が当然できてしまいます。
ということで耳にあたりやすい部分が長時間の使用で段々と痛くなってしまうので、時々外して休憩するなどの処置が必要になります。
まとめ
実際に購入してみて気になる点もいくつか出てきてしまいましたが、それらの点を上回る満足さを提供してくれます。
遮音性の低下ですが、若い方でカスタムIEMの作成を検討している方は十分に注意するようにしてください。
記事ではあまり詳しく述べなかった遮音性ですが、今回耳の形の変化で遮音性が低下したということで、あまりよくない印象を受けてしまった方もいらっしゃると思います。ですが実際には一般的なイヤホンの遮音性ははるかに凌駕します。また高遮音性のイヤホン、例えばSHUREなどと比べると、それら同様か若干上回る程度です。無音に近いというほどまでは遮音はできませんので、遮音性のみを目的に購入するのは、よっぽど普通のイヤホンが耳にフィットしないといった事情をお持ちでない限りお勧めしません。
なんだかんだで僕はカスタムIEMの購入一年経過しても高額商品ながらは後悔していません。むしろ多くの音楽好きに勧めたいと心から思っています。
僕が所持しているカスタムIEMについては今後の記事でご紹介します。