膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)の対策
症状がありながらも練習をしなければいけない。そんな時はそうしたらよいのでしょうか。僕なりの方法をいくつか紹介します。
しっかりとストレッチ
通常筋肉などを伸ばしきってしまうと本来の力を発揮できなくなってしまいます。しかし、この症状の場合は適度なストレッチを事前に行うことで、練習中の痛みの発生、悪化を防ぎやすくなります。
特に練習後のストレッチは絶対に欠かせません。これをしないのは問題です。クールダウンと並行して必ず入念にストレッチを行いましょう。
細長い丸い棒を使ったり手でこすったりして筋膜を伸ばすのも良いですね。下手なマッサージより全然効きます。何となくでいいので、膝につながっていそうな筋肉、筋膜をほぐすようにしてください。
アイシング
練習後はアイシングが有効です。アイシングは筋肉などを冷却、結構の流れを一時的に悪くし、炎症の拡大を防ぎます。その方法として、氷水を入れた袋で冷やすのが一般的かと思いますが、本来それでは冷やしすぎで逆効果になってしまう可能性もあります。
僕がよくやっていたのは水道水で患部をアイシングする方法です。若干弱めの水量で5分10分ほどアイシングをしましょう。こうすることで冷たすぎないので連続してアイシングすることができるので、より効果が高まります。
氷水と水道水を組み合わせ得るのもありです。練習後はいったん氷水で一気に冷やしてから、水道水で冷やすというアイシングがより効果的なのではないでしょうか。
テーピング、サポーターを使用
テーピング
キネシオロジーテープという伸縮性があるテープを使用します。
巻き方は今回は紹介しませんが、キネシオテープはLINDSPORTSというメーカーのイオテープという商品が安くて使いやすいです。若干粘着力が弱いという意見もありますが、使用前にしっかりと汗や皮脂をふき取ってから使用すればそう簡単には剥がれませんでした。
サポーター
僕の一押しはソルボというメーカの膝の上に装着するものです。一見上につけるので効果がなさそうに感じますが、これが意外と効くんです。なぜ効くのかは説明書きを見ても納得できなかったのですが…
さすがに走り高跳びなどの跳躍時に体重の約10倍の負担が膝にかかる種目を行う時は効果あまり感じられませんが、走ったりするときなどは明らかに装着していたほうが痛みが少ないです。
膝蓋靭帯炎持ちの方はぜひとも買ってみてください。
方法は様々ですが、やれることは全部やるというのが僕の主義なので、皆さんもやってみてください。